持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ハイファンタジー

ファンタジー映画感想161 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

公開から1週間、ようやく見てきました。 監督はデヴィッド・イェーツ、脚本はJ・K・ローリングとスティーブ・クローブス。 あらすじ グリンデルバルドは国際魔法連盟のトップになるべく麒麟を探していた。ニュートは生まれたばかりの麒麟を保護しようとする…

ファンタジー映画感想158 えんとつ町のプペル

2020年日本の映画です。監督は 廣田裕介。原作絵本読んだことある状態で見ました。これは…可哀想だけどあんまりよろしくない映画ですね。最初は絵の美しさにワクワクしたんですよ。さすがスタジオ4℃。でも話が始まると粗が目立って仕方なかった。 あらすじ …

ファンタジー映画感想148 アバター

2009年。ジェームズ・キャメロン監督。大ヒット映画ですねー。2時間41分の上映時間たっぷり使ってナヴィの人たちに感情移入させてますし、いい脚本だと思います。過不足ない。モーションキャプチャーで描かれたナヴィの人たちのデザインもいい。 あらすじ 下…

ファンタジー映画感想147 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

2016年の映画です。ディズニー実写。キャスト続投ですが監督はジェームズ・ボビンに。前作から3年後の設定です。今回はオリジナル度が高くてジャバウォックに殺されたハッターの家族を時間を遡って助けようと言う物語。 あらすじ 前作から3年、アリスはアン…

ファンタジー映画感想146 ラーヤと龍の王国

2020年ディズニーアニメ。アジアが舞台の話ですねー。実は私の故郷にも人々を守るために命を落とした龍の伝説があって、私はそれを聞いて育ってきたのでなかなかこの話は感慨深かった。 ドラゴンって西洋と東洋とでかなーり違うんですよ。西洋ではドラゴン、…

ファンタジー映画感想144 ハウルの動く城

2004年ジブリ。宮﨑駿監督作品。原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名の小説です。実は私原作小説大好き、というかダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品は大抵好きなんです。だからこの映画のことちゃんと語れないんですよね。好きすぎると公平な目で見…

ファンタジー映画感想143 千と千尋の神隠し

2001年ジブリ作品。監督、脚本宮﨑駿。原作はありませんが、柏葉幸子の「霧のむこうのふしぎな町」が元ネタになっている部分がたくさんあります。少女がふしぎな世界に迷い込み、そこでは働かねばならず、怖いお婆さんがいて、働くことで少女が成長する。そ…

ファンタジー映画感想142 ザ・シーカー 光の六つのしるし

2007年アメリカ映画。公開時は「光の六つのしるし」というタイトルでした。原作はスーザン・クーパーの「闇の戦い」シリーズの一作目。原題は「The Dark is Rising」と言うシリーズです。これ、アーサー王伝説ベースにしてるんですよ。 あらすじ 英国に越し…

ファンタジー映画感想141 キング・アーサー

2017年。ガイ・リッチー監督の映画です。これ6部作になる予定だったって聞きましたけど大赤字を出してこれっきりになったみたいですね。その当時で最大の赤字を出したらしいです。「だろうよ」という感じの映画だったのでそれをこれから書いていきます。 あ…

ファンタジー映画感想140 ドラゴン・キングダム 光の騎士団と暗黒の王

2018年。ナルニアとかラピュタとかお金がかかっていたり一流だったりするファンタジーばかりを見ていると体が欲するんですよ、B級ファンタジーを。これはその欲望を満たしてくれました。これこれ!こういうの定期的に見たい! あらすじ 王子はゾンビを使って…

ファンタジー映画感想138 天空の城ラピュタ

1986年ジブリ。ジェネリックジブリは見てるのにジブリの記録がないので。でもこうやって見直すと本当に無駄がない脚本ですね。特に冒頭。一切無駄な台詞なし。ジブリアニメって長くないので無駄なことやってる暇がそもそもないんですけどこの短いのもいい。 …

ファンタジー映画感想137 ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島

2010年の映画です。これでナルニアの映画シリーズが終わってしまったのである意味失敗だったわけですが、ナルニアシリーズではうちの旦那はこれが一番好きと言っています。私は一番評価低くつけてるんですけれど。でもユースチスはいいキャラです!カスピア…

ファンタジー映画感想135 ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

2008年アメリカ。ナルニア国物語映画シリーズの第二弾ですね。ナルニア国物語には年代順(ナルニアの歴史順)の並べ方と刊行順がありますが映画はこの刊行順に出ていました。この映画、ナルニアシリーズでは私は一番好きです。 あらすじ ナルニアはテルマー…

ファンタジー映画感想133 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

2005年。世界三大ファンタジーってあるんですが、「指輪物語(LOTR)」とこの「ナルニア国物語」、そして「ゲド戦記」です。「はてしない物語」が入ることもあります。その映画ですし、指輪ほどではないけれど私好きなんですよ。 あらすじ 疎開してきたピー…

ファンタジー映画感想130 ライラの冒険 黄金の羅針盤

2007年。LOTRと同じニューラインシネマが作りました。原作はフィリップ・プルマン作のDark Material Trilogyです。私これ原作大好きなんですよ!!!声を大にして言いたい。好き!ファンタジー小説大好きランキングやったらベスト10に絶対入る。 あらすじ こ…

ファンタジー映画感想129 メアリと魔女の花

2017年スタジオポノック。 ジェネリックジブリの代表って感じですね。公開された時かなり叩かれてたな〜という記憶があります。私は何年か前にレンタルで見たんですけどその時はこうやってツイートする習慣がなかったので改めて見直しました。 あらすじ 赤毛…

ファンタジー映画感想128 エクスカリバー

1981年の作品。これ、借りてよかったです。見てよかった!これとこの前の「円卓の騎士」を見たことでなんとなく「自分アーサー王を映画化する時どうすればいいかわかった!」って気になってきた。何を偉そうなことを言ってるんだって感じかもしれませんが…… …

ハイファンタジーとローファンタジーの違い

私のブログではタグをつけて見た映画の分類をしているんですが、その分類に「ハイファンタジー」「ローファンタジー」というものがあります。 「ハイファンタジーって何?高尚なファンタジーってこと?」 「ハイファンタジーは良い作品でローファンタジーは…

ファンタジー映画感想125 オズの魔法使

1939年公開のあの超名作をまさかの今まで見てなかったんですよねー。そういうのめっちゃあります。でもついに見た!そしてこれが面白かったんですよ!昔のお金かかった映画、今の貧乏な映画より豪華だなーどうやってとったのかなーとか面白かった!原作はラ…

ファンタジー映画感想120 二ノ国

2019年各映画ブログでクソ映画・オブ・ザ・イヤー有力候補として名前が上がりまくっていた映画。説明不足と登場人物が誰一人物事を深刻に考えないところと障がいに対するどうなの?という設定とか物語展開とか、なかなか考えこまされます。「えーっ!それ本…

ファンタジー映画感想118 ドラゴン・アンド・スウォード 選ばれし戦士

2011年アメリカ。ゲーム仕立てのB級映画なんだけど予算無さすぎてかえって怖い。オチは早くにわかってしまうがオチがあったからと言って何?って感じの話。多分ゲームっぽい映画作りたくて理由づけにあのオチにしたんだろうな。 あらすじ 悪の王シュカタによ…

ファンタジー映画感想117 スノーホワイト 氷の王国

2016年アメリカ スノーホワイトのシリーズ2作目。主役を狩人のエリックに。前から脚本がどうかしてる作品だったけど今回もどうかしている。小人は今回2人だけ。後で女性のドワーフが参加しますので計4人ですね。シャーリーズ・セロンが相変わらず美しい。今…

ファンタジー映画感想113 ヒックとドラゴン2

2014年アメリカ。ドリームワークス。 前作はわりと良かったんですよ。ドラゴンがちょっと獰猛なだけのペットだったり、ドラゴンのデザインが私の好みではないというだけで話としてはまとまっていて良かった。今作も悪くはないけど多少予定調和かなー。 あら…

ファンタジー映画感想111 マレフィセント2

2019年アメリカ。ディズニー。 だいぶ経ってから2作目できましたねーという感じ。前回より衣装がよい。話としては褒めてる人もいるんだけど私は今ひとついいと思えなかった。マレフィセント贔屓がひどいな、とおもってしまって。アンジェリーナ・ジョリーの…

ファンタジー映画感想110 マレフィセント

2014年アメリカ。ディズニー実写。前に見てたんですけど好きじゃなかったことだけ覚えてて全体を忘れていたので再度見ましたがやっぱり好きじゃなかった。そもそもアンジーがマレ様に激似ってことだけの映画なんで。あとムーアの設定に無理がある。こんな状…

ファンタジー映画感想109 ドラゴンハート 明日への希望

2020年アメリカ。ドラゴンハートシリーズの第5作。脚本は第3作、第4作と同じ人です。4作目はよかったけど今回は3作目と同じで今ひとつ。しかし3作目より良いので1800円払って劇場で見たとかでなければ悔やむことはないでしょう。ドラゴンはメスです。メスの…

ファンタジー映画感想108 フック

1991年アメリカ。スティーブン・スピルバーグ監督。 かつてピーター・パンだった男がその過去を忘れ家庭も持って中年弁護士をやってて、でも息子たちと共にネバーランドに帰って子供を取り戻すためにピーターパンに戻る話。数あるピーターパン映画の中でもめ…

ファンタジー映画感想104 ピーター・パン

2003年。ピーター・パン映画って何個あるんですか?これがたぶん最も出来が悪い。綿菓子的色調が安っぽく見える。監督はP・J・ホーガン。誰?と思ったらお買い物中毒な私の人だった。ピーター役のジェレミー・サンプターがイケメン。ショタコン映画みがある…

ファンタジー映画感想100 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

2003年。LOTR3作目、完結編。オタクの贔屓目抜きでファンタジー映画の傑作。アカデミー賞史上最多11部門受賞(作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞)。全てが一つになる壮大なラス…

ファンタジー映画感想99 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

2002年。LOTR3部作の2作目。ちなみに勘違いしている人がいたらアレだと思うので申し上げますとロードって王の方です、道じゃない。指輪の王、つまりサウロンのことです。2作目ですが前作のあらすじとか全然ない作りなの好ましい。鬱陶しいですもんね、あらす…