持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想

ファンタジー映画感想130 ライラの冒険 黄金の羅針盤

2007年。LOTRと同じニューラインシネマが作りました。原作はフィリップ・プルマン作のDark Material Trilogyです。私これ原作大好きなんですよ!!!声を大にして言いたい。好き!ファンタジー小説大好きランキングやったらベスト10に絶対入る。 あらすじ こ…

ファンタジー映画感想129 メアリと魔女の花

2017年スタジオポノック。 ジェネリックジブリの代表って感じですね。公開された時かなり叩かれてたな〜という記憶があります。私は何年か前にレンタルで見たんですけどその時はこうやってツイートする習慣がなかったので改めて見直しました。 あらすじ 赤毛…

ファンタジー映画感想128 エクスカリバー

1981年の作品。これ、借りてよかったです。見てよかった!これとこの前の「円卓の騎士」を見たことでなんとなく「自分アーサー王を映画化する時どうすればいいかわかった!」って気になってきた。何を偉そうなことを言ってるんだって感じかもしれませんが…… …

ファンタジー映画感想127 円卓の騎士

1953年の映画です。イギリスアイルランド製作。アーサー王物語でランスロットが主人公。ランスロットがロバート・テイラー。グィネヴィアはエヴァ・ガードナー。超綺麗!でもエレーンの方が私は好きだったな。明るくて。彼女がどんどん不幸になるのが辛かっ…

ファンタジー映画感想126 チャーリーとチョコレート工場

2005年アメリカ。これ、見たことあるんですけどね、かなり前な上にそこまでちゃんと見なかったんですよ。おしゃべりしながら見たので。なので真面目に見てみようと今回見た次第。前回の印象はあんまりよくなかったんだよなー。ところが今回見ると面白かった…

ファンタジー映画感想125 オズの魔法使

1939年公開のあの超名作をまさかの今まで見てなかったんですよねー。そういうのめっちゃあります。でもついに見た!そしてこれが面白かったんですよ!昔のお金かかった映画、今の貧乏な映画より豪華だなーどうやってとったのかなーとか面白かった!原作はラ…

ファンタジー映画感想124 バトル・オブ・マジック 魔術師マーリンとアーサー王

2015年イギリス。タイトル通りアーサー王伝説に材をとった映画なんですけど、私、お恥ずかしながらアーサー王伝説よく知らないんですよ。なんでかっていうと姉がトリスタンとイゾルデの話好きすぎてオタクの圧に負けて自分はなんとなくその道を通らなかった…

ファンタジー映画感想123 第九軍団のワシ

2012年イギリス・アメリカ。ローズマリー・サトクリフの同名の歴史冒険小説の映画なんですけど史実通りではない。ファンタジーとは言えないかもしれないんですけど、ファンタジー映画好きはまず好きだし魔法が出てこないだけでドルイドとか剣とか出てきます…

ファンタジー映画感想122 メイズ・ランナー

2014年アメリカ。SFスリラーらしいんですけど私にはSFとファンタジーの違いよくわからないので。特にこれといった科学の匂いこの話しないのでね。ファンタジー映画でちょいちょい見る面子が出ていて気になりました。ナニー・マクフィーに出ていたトーマス・…

ファンタジー映画感想121 バーバラと心の巨人

2017年の映画。現実と向き合うのが不得意な事情のある子がファンタジーを通して現実と向き合う力を手に入れるという映画。ファンタジーの効能の一つです。すごく良く似た映画に「怪物はささやく」があるんですが怪物の方が優れてますね、あらゆる点で。 あら…

ファンタジー映画感想120 二ノ国

2019年各映画ブログでクソ映画・オブ・ザ・イヤー有力候補として名前が上がりまくっていた映画。説明不足と登場人物が誰一人物事を深刻に考えないところと障がいに対するどうなの?という設定とか物語展開とか、なかなか考えこまされます。「えーっ!それ本…

ファンタジー映画感想119 ドクター・ドリトル(2020年)

ロバート・ダウニー・Jr.主演のやつですね。去年のラジー賞。絶対クソだから見ないという固い決意をしていたら実際ラジー賞とっちゃってこうなったら見ようと思ってみたもの。わたしエディー・マーフィー版は見てないから原作と比較して見ました。 あらすじ …

ファンタジー映画感想118 ドラゴン・アンド・スウォード 選ばれし戦士

2011年アメリカ。ゲーム仕立てのB級映画なんだけど予算無さすぎてかえって怖い。オチは早くにわかってしまうがオチがあったからと言って何?って感じの話。多分ゲームっぽい映画作りたくて理由づけにあのオチにしたんだろうな。 あらすじ 悪の王シュカタによ…

ファンタジー映画感想117 スノーホワイト 氷の王国

2016年アメリカ スノーホワイトのシリーズ2作目。主役を狩人のエリックに。前から脚本がどうかしてる作品だったけど今回もどうかしている。小人は今回2人だけ。後で女性のドワーフが参加しますので計4人ですね。シャーリーズ・セロンが相変わらず美しい。今…

ファンタジー映画感想116 魔女がいっぱい

2020年アメリカ。ロバート・ゼメキス監督。見に行こうと思ってる間に終わってしまったので配信で。まずロアルド・ダール原作って時点で最近の教育的配慮に満ちた児童文学期待してる人はやめといた方がいい。あの人全然そういうの書かないから。 あらすじ 主…

ファンタジー映画感想115 ジュマンジ ネクスト・レベル

2019年。前作の4人が大学生になって最終決。今回の新要素はスペンサーの祖父エディとその友人マイロの2人のおじいちゃんの参戦。この老人2人のとぼけた味のせいで同じメンツで2度目のゲームでありながらだるくならない。しかしオチは見えているんだよな〜。 …

ファンタジー映画感想114 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

2017年。ボードゲームは今再燃しているけれど2017年なのでテレビゲーム。昔のジュマンジの現代版なのだけれど新しい要素としてはアバターと特殊能力と弱点、三つまでのライフ。特にこのライフをうまく使っているのが新しい。 あらすじ オタクのスペンサー、…

ファンタジー映画感想113 ヒックとドラゴン2

2014年アメリカ。ドリームワークス。 前作はわりと良かったんですよ。ドラゴンがちょっと獰猛なだけのペットだったり、ドラゴンのデザインが私の好みではないというだけで話としてはまとまっていて良かった。今作も悪くはないけど多少予定調和かなー。 あら…

ファンタジー映画感想112 リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い

2003年アメリカ。ショーン・コネリー最後の主演作。今の価値観で見ると脚本に色々問題が。特にミナの扱い。ショーン・コネリー演じるアランがただのセクハラ親父に見えてダサい。この手のドタバタハリウッド作品は見た端から忘れてしまう。 あらすじ かつて…

ファンタジー映画感想111 マレフィセント2

2019年アメリカ。ディズニー。 だいぶ経ってから2作目できましたねーという感じ。前回より衣装がよい。話としては褒めてる人もいるんだけど私は今ひとついいと思えなかった。マレフィセント贔屓がひどいな、とおもってしまって。アンジェリーナ・ジョリーの…

ファンタジー映画感想110 マレフィセント

2014年アメリカ。ディズニー実写。前に見てたんですけど好きじゃなかったことだけ覚えてて全体を忘れていたので再度見ましたがやっぱり好きじゃなかった。そもそもアンジーがマレ様に激似ってことだけの映画なんで。あとムーアの設定に無理がある。こんな状…

ファンタジー映画感想109 ドラゴンハート 明日への希望

2020年アメリカ。ドラゴンハートシリーズの第5作。脚本は第3作、第4作と同じ人です。4作目はよかったけど今回は3作目と同じで今ひとつ。しかし3作目より良いので1800円払って劇場で見たとかでなければ悔やむことはないでしょう。ドラゴンはメスです。メスの…

ファンタジー映画感想106 ダレン・シャン 若きヴァンパイアと奇妙なサーカス

2009年米。原作はポッターと同時期くらいに出た児童書で作者はダレン・シャン。かなり長いシリーズなのだが映画は一作で終わってしまった。正直B級だったので…。私は原作ファンというわけではないけれど映画は今一つだったなぁ〜。これ高校の部活の先輩がめ…

ファンタジー映画感想105 ハムナプトラ 失われた砂漠の都

1999年アメリカ。金曜ロードショーの常連というイメージ。THEエンタメ映画。よく知らなかったのだけれど1932年の「ミイラ再生」という映画のリメイクらしい。「ホムダイの呪い」については検索してもこの映画しか出てこない。創作なのか?? あらすじ 考古学…

ファンタジー映画感想104 ピーター・パン

2003年。ピーター・パン映画って何個あるんですか?これがたぶん最も出来が悪い。綿菓子的色調が安っぽく見える。監督はP・J・ホーガン。誰?と思ったらお買い物中毒な私の人だった。ピーター役のジェレミー・サンプターがイケメン。ショタコン映画みがある…

ファンタジー映画感想103 ナイトミュージアム エジプト王の秘密

2014年。ナイトミュージアムシリーズ第3弾でラスト。ロビン・ウィリアムズがなくなったので終わりにするしかなかったんだけど続けられたよね。でもだらだらと未練がましく続ける前に終わりにして潔かった。ヒュー・ジャックマンは完全に余計。 あらすじ 石板…

ファンタジー映画感想102 ナイトミュージアム2

2008年アメリカ。大概のなんちゃらかんちゃら2映画の例に漏れずこれも一作目に及ばない作品。 舞台をスミソニアンにしてパワーアップ!と見せかけて実際にはむしろスカスカになるというよくある第二弾。でも毒にはならないので子どもに見せても問題ない。 あ…

ファンタジー映画感想101 ナイトミュージアム

流行ってた時から気になってはいたのだけれど「ドタバタでつまらないだろう」と見ていなかったのを見たら面白かったパターン。子供を甘く見てただドタバタするだけの映画嫌いなんですよね。子供の映画や本を作る人で子供を侮っている人本当嫌いです。自分が…

ファンタジー映画感想100 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

2003年。LOTR3作目、完結編。オタクの贔屓目抜きでファンタジー映画の傑作。アカデミー賞史上最多11部門受賞(作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞)。全てが一つになる壮大なラス…

ファンタジー映画感想99 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

2002年。LOTR3部作の2作目。ちなみに勘違いしている人がいたらアレだと思うので申し上げますとロードって王の方です、道じゃない。指輪の王、つまりサウロンのことです。2作目ですが前作のあらすじとか全然ない作りなの好ましい。鬱陶しいですもんね、あらす…