持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

2000−2009

ファンタジー映画感想73 アーサーとミニモイの不思議な国

2006年。今までに4回見ようとしてつまらなくて途中で脱落し続けていた映画を気合を入れて。 子どもの話を書き慣れていない大人のおじさんが子どもの話を書こうと頑張った話、という感じ。ミニモイの世界に至るまでの儀式は面白かった。悪役が陳腐。同じよう…

ファンタジー映画感想70 インクレディブル・ハルク

2008年。「そんなことある!?」と言いながらめちゃくちゃ笑いながら見た映画。ヒロインがリヴ・タイラーで「アルウェン!」って言いながら見た。ラストのあの人には「やったー!」ってガッツポーズ。エンタメ映画。楽しいけど主人公がちょっと個性弱いな。 …

ファンタジー映画感想66 アイアンマン

2008年。漸く見ました。漸く見た映画が多いんだけどこれもその一つ。この長い自粛期間に手を出してこなかったマーベルもちんたら勉強しようと思って最初に選んだのがこれなんだけど、なんていうかエンタメ映画だけど都合の良さは気にかかるけど楽しいんで良…

ファンタジー映画感想57 エンバー 失われた光の物語

面白かった!2008年アメリカの映画。主演はドゥーン役のハリー・トレッダウェイなのかリーナ役のシアーシャ・ローナンなのか。美術の感じがめちゃくちゃ好みで、ちょっと意味わかんないな〜というシーンはあるもののよくできた面白い映画だと思う。 あらすじ…

ファンタジー映画感想56 センター・オブ・ジ・アース

2008年。ご存知TDSのアトラクの元ネタ、ジュール・ヴェルヌの地底旅行を元にした映画。アトラク映画の成功例はパイレーツオブカリビアンだが、これはまぁまぁな範囲。欠点はないが長所もないといったところ。破綻なくまとまっているので罵る程でもない。 あ…

ファンタジー映画感想39 ビッグ・フィッシュ

2003年。ティムバートンのファンタジー映画なんだけどファンタジーというよりは「ファンタジー的な雰囲気の漂う作品」。父の死に際した息子の視点なので感動的なんだけれどファンタジー映画を求めて見るとなんか違うんだよなー。ヘレナ・ボナム・カーターが…

ファンタジー映画感想38 ポーラー・エクスプレス

2004年公開のオールCGクリスマス映画。トム・ハンクスが1人何役もやってる。絵が綺麗なのと音楽が有名どころばかりでなかなか楽しいクリスマス映画だった。謎のフリーライドの男が良かったなぁ。特別に良かったわけではないのだけれど良いクリスマス映画。食…

ファンタジー映画感想37 ナニー・マクフィーと魔法のステッキ

2005年。昔見たのを忘れてたのでもう一度。原作はマチルダばあやシリーズという児童小説。これをナニー・マクフィーのエマ・トンプソンが脚本に。とりあえず色合いの美しい映画。けど、まぁこういう子ども向けファンタジー映画あるねの域だったかな。 そして…

ファンタジー映画感想31 トワイライト 初恋

2008年。アメリカのラノベを原作とした映画シリーズの一作目。見たことあるはずなのに改めて見たらあまりにも覚えていなくてもしかしたら見たことなかったのかもという錯覚に襲われた。毎年ティーン向けにいわゆるスイーツ映画ありますね?あれのアメリカ版…

ファンタジー映画感想19 ブレイブ・ストーリー

2006年。宮部みゆき原作のファンタジー小説の映画化。日本アニメ。 原作はエグくて、というのは父親の離婚、姑と母の喧嘩、自殺未遂、レイプ、いじめなんかの要素を割と露骨に含んだかなり暗い話だったが、アニメにしたんで暗さを8割引きにした仕様。でもこ…

ファンタジー映画感想18 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

2004年アメリカ。昔見たやつをもう一度。世にも不幸せなことが次々起こる三兄弟の話なんだけど童話テイストで全く悲惨さがない。でも死人はとにかく出る。児童文学を映画化した感じ。良作。 あらすじ 不可解な火事で両親を亡くした発明家の長女ヴァイオレッ…

ファンタジー映画感想15 マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

2007年アメリカ。マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋。 壮大な世界の二勢力の大戦争以外のファンタジーを、ということで。ナタリー・ポートマン。ハットコレクターの男の子が可愛い。教訓は多いが気になるほどではない。死とは何か。どう向き合うべきか…

ファンタジー映画感想11 パンズ・ラビリンス

2006年スペイン映画。ダークな雰囲気のもの悲しいファンタジー。辛い現実をファンタジーで美しいものにする、みたいな映画。オフェリアのお洋服が可愛い。悪役のヴィダル大尉にも私は同情した。あの人の人生は苦しいだろう。それに彼だって彼なりに妻を愛し…

ファンタジー映画感想10 Dr.パルナサスの鏡

2009年イギリス。ヒース・レジャーの遺作をジョニー・デップとかジュード・ロウとかが助けたやつ。評価を低くつけている人もいて、チャーリーとチョコレート工場が合わない人は合わないと聞いてビビっていたが面白かった。エンデの大人向けの作品に似ている…

ファンタジー映画感想7 スパイダーウィックの謎

2008年アメリカ。原作あるらしいけど読んでない。主人公の双子をフレディ・ハイモアがやってる。一人二役ですね。お姉ちゃんがフェンシングをやっていて頼りになるのだがその辺が自然。妖精たちは秋の色合いで美しいが割とオリジナルかもしれない。悪くなか…

ファンタジー映画感想6 クラバート 闇の魔法学校

2008年ドイツ映画。プロイスラーの名作児童文学クラバートの映画化。ドイツ映画。クラバートの小汚さ、粉挽き小屋の徒弟たちの部屋の汚さなどむやみとリアル。トンダがイケメン。かなり原作に忠実なので原作ファンが奥歯が欠けるほど歯を食いしばることもな…

ファンタジー映画感想2 エラゴン

2006年。原作小説読んだ後の視聴。そもそも三部作なのだが一作目の後続きが作られない。王道ファンタジーだが王道すぎるのが個性のなさに。生まれたてのドラゴンが可愛い。原作小説ではドラゴン用の鞍作るところが好きだった。あとは普通のファンタジー映画…

ファンタジー映画感想1 スターダスト

2007年アメリカ。ニール・ゲイマン原作小説読んだ後の視聴。お父さん世代の市場のシーンの異世界感、ときめきが半端ない。魔女たちは3人の老いた魔女からジプシーのような魔女まで全て味がある。すごく魔女っぽい。あとストームホールドの王子たちの気楽に殺…