ファンタジー映画感想6 クラバート 闇の魔法学校
2008年ドイツ映画。プロイスラーの名作児童文学クラバートの映画化。ドイツ映画。クラバートの小汚さ、粉挽き小屋の徒弟たちの部屋の汚さなどむやみとリアル。トンダがイケメン。かなり原作に忠実なので原作ファンが奥歯が欠けるほど歯を食いしばることもない。なかなか良い。
あらすじ
物乞いをしていたクラバートは夢の中で「水車小屋に来い」と呼びかけられる。はたして水車小屋はあった。そこは粉挽き小屋のようでいて同時に魔術の学校でもあった。年に一度徒弟が死ぬ。年老いてまた若返る親方。職人頭のトンダは忠告する。「好きな子の名を親方に知られるなよ」
感想
あまりヒットしなかったが良かった。強いて言うなら謎の棒術シーンが気になったが魔法を映画で表すのは難しい。ことにクラバートの魔法はポッターの魔法と違い、ゲーム的でないので火の玉を出すとか稲妻を出すとかでは表現できない。おすすめ。最後はかなり爽快。