ファンタジー映画感想15 マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
2007年アメリカ。マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋。 壮大な世界の二勢力の大戦争以外のファンタジーを、ということで。ナタリー・ポートマン。ハットコレクターの男の子が可愛い。教訓は多いが気になるほどではない。死とは何か。どう向き合うべきか。ファンタジーなのかな?とは思う。
あらすじ
マゴリアムおじさんは243歳を超え魔法のおもちゃ屋の経営を元天才ピアニストで雇われ支配人のモリーに譲ろうとする。しかしおもちゃも店もモリーもマゴリアムおじさんが大好きで引退(死)が受け入れられない。堅物会計士のヘンリーとお手伝いの9歳のエリックと共に、モリーは店を蘇らせる。
感想
登場人物立てがうまい。マゴリアムがかなり変わった爺さんで、モリーが普通とマゴリアム的の中間、会計士のヘンリーが普通の人。ヘンリーとマゴリアムだけだと分かり合えずに終わるし、モリーとマゴリアムだけだと観客が置いてきぼりになる。魔法を代表するマゴリアムと現実を代表するヘンリーの中間にモリーを配置したことでヘンリー側にいる観客も違和感なくマゴリアムの魔法に適応できた。3人を配置したことによる勝利。
いわゆるヒロイックファンタジーではないのでそういうのを期待している人は見てはならない。これは心がほっこりする系のやつです。