ファンタジー映画感想16 レジェンダリー
2011年のチェコ映画。ファンタジー映画ではよくお目にかかるドラゴンだが、2011年の作品とは思えないほどデザインがキングギドラ。入りの脚本は良かった。説明台詞なしに緊迫した状況が伝わり入り込めた。喪に服す城という時点で設定がいい。B級映画です。
あらすじ
三頭のドラゴンとの取引で姫を差し出さねばならなくなった国。姫に恋している人形使いのビテックはドラゴンと戦い、魔女の助けもあって勝利するが、魔女からは話してはならないと言われる。お調子者の王子が自分が助けたと言い出し、姫と結婚することに。しかし姫は王子を嫌い逃げ出して…。
感想
何と言うか、最大の緊張が冒頭に来ると言う謎の展開だった。トップにも緊張はあるべきなんだけど高まらないとダレる。しかも謎のパラレルファンタジー仕立てで、現代からきた魔女が何でも手助けしてくれるのだ。たった一人の登場人物が全てをつまらなくしている。しかし敵キャラがコミカルで魅力的。