持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想17 47RONIN

47 Ronin (字幕版)

2013年。ファンタジー映画なんですよ、これ。赤穂浪士が?忠臣蔵が?って感じですがファンタジーなんですよねー。日本人が観ると違和感がやばいんですが、こんなもんなのではないでしょうか。結婚式に忍び込むシーンは滾ります。日本人的にはKAT-TUNの赤西くんが出てたなというのが一番印象に残っているポイントでしょう。主演はキアヌ。

 

あらすじ

天狗に育てられたハーフのカイは人ではないものとして扱われながらも浅野内匠頭の娘ミカと身分違いの恋に。吉良には魔女の側近がいてこの女の妖術で気の違った浅野が吉良を殺しかけて切腹に。あとは忠臣蔵ですが、ここにミカとカイの恋、天狗の殺しの技とかが編み込まれます。

 

感想

赤西の出番が少ないと聞いてたんだけど別に少なくなかった。木村多江大石内蔵助の妻りくをやってたりミカが柴咲コウだったり。ところどころ聞こえてくるセリフがナチュラルな日本語なのが気になる。「こちらでございます!」とかね。メインのセリフは全部英語です。
敵が魔女なんですよ。変身したりして。なんで忠臣蔵でこれやろうと思ったのかなとは思うけどきっと外国の人にはファンタジー的に感じるんでしょうね。
天狗に育てられたっていうのも、まぁ神隠しとして天狗に攫われるってのはありますし、きっと調べていて面白く思って取り入れたんでしょう。結果日本人から見るとごった煮でちょっと面白い感じになってるんですけど。