持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想18 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 (字幕版)

2004年アメリカ。昔見たやつをもう一度。世にも不幸せなことが次々起こる三兄弟の話なんだけど童話テイストで全く悲惨さがない。でも死人はとにかく出る。児童文学を映画化した感じ。良作。

 

あらすじ

不可解な火事で両親を亡くした発明家の長女ヴァイオレット、読書家のクラウス、なんでも噛むまだ言葉の話せないサニー。成年に達した遺産を相続するまでと言うことで預けられた後見人は俳優のオラフ伯爵だがこいつが遺産を狙って殺人を繰り返す。三兄弟はどうなるのか。両親の死の真相は。

 

感想

とりあえず悪役のオラフ伯爵がめちゃくちゃコミカルで魅力的。ジム・キャリーが楽しそう〜に演じてます。お姉ちゃんが地味可愛くて弟のクラウスがイケメン。よく見る役者が結構出てます。破綻のない飽きさせない良い映画。テイストがちょっとティム・バートン風なんだけどどうもティム・バートンに監督打診された経緯があったみたいですね。結局はブラッド・シルバーリングがやってるんですけど。ティム・バートンがやった場合オラフ伯爵はジョニー・デップになったはずだったとか。ジョニー好きだなぁ。ティム・バートンにはならなかったもののスタッフは結構ティム・バートン常連の人が起用されたらしくそれがなんとなくテイストの類似につながっているのかもしれません。