持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想34 ダンジョン&ドラゴン3 太陽の騎士団と暗黒の書

ダンジョン&ドラゴン3 太陽の騎士団と暗黒の書 (字幕版)

2012年イギリス映画。大作見てると急にB級映画みたくなるんですよね。そう、きちんとした栄養バランスのとれた料理やシェフの作ったコース料理も好きだけどジャンクな料理を時折体が欲するように、我々はB級映画を欲してしまうのです。

いきなり3から見ても大丈夫な映画。ダークより。とりあえずテンポが速いがいい意味ではなくて話を所定の時間に終わらせるためにめっちゃ省く姿勢。ただ猛スピードで通り抜けるシーンはゲーム的など定番シーンなんで問題ない。

 

あらすじ

太陽の騎士団の新米騎士グレイソンは父を誘拐される。不浄なる暗黒の書を再編するために父は誘拐されたらしい。グレイソンは魔女のパーティーに潜入し、信を得て父が幽閉される悪の城に向かおうとする。善人のグレイソンはバレずに悪人だらけのパーティーに居続けられるのか。

 

感想

典型的ファンタジーの主人公が悪のパーティーに入るのは珍しい。仲間を殺したり罪もない街の人を殺したり父との誓いを破って魔女と寝ちゃったり、そういう苦労をするわけです。そうまでして父を助けようとしたのに父には罵られ、でも最後は魔女が助けてくれるんですよねー。女は一度抱かれた男は殺せないとでもいうのか?でも案外楽しく見れたので良いのではないでしょうか。物珍しい設定でしたしね。