持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想36 ウォークラフト

ウォークラフト (字幕版)

オンラインゲーム原作のファンタジー映画。オークと人間(及びドワーフ、エルフなどの連合軍)が戦っている世界。2016年の映画で割と金がかかっているので映像はよい。ドワーフの造形なんかはロードオブザリングそっくり。

 

あらすじ

人間の世界に魔術師グルタン率いるオークたちが攻めてくる。人間の軍団長ローサーはオーク軍の侵攻を止めたい。オークの主人公で一部族の族長デュロタンはグルタンの使う魔術は命を糧にするものなのでこのままではオークが滅ぶと感じている。人間たちと手を組んでグルタンを止めたいが人間たちの守護者の様子がおかしいのだった。

 

感想

オークが単純な悪玉でないところがおもしろく、またオークの魔術師というのもよかった。オークってみんなパワー系みたいに思われがちだけれどオークも種族ならその中に魔法使いも弁護士も郵便配達人もいるはずだ。ハーフオークの娘がオークっぽいのに可愛いのもいい。デザインが良い。CGも豪華でよかった。強いて文句を言うなら物語が途中で終わったこと。どうやらそもそも何部作かにするつもりだったらしい。なので次回作に期待。