ファンタジー映画感想39 ビッグ・フィッシュ
2003年。ティムバートンのファンタジー映画なんだけどファンタジーというよりは「ファンタジー的な雰囲気の漂う作品」。父の死に際した息子の視点なので感動的なんだけれどファンタジー映画を求めて見るとなんか違うんだよなー。ヘレナ・ボナム・カーターが美人!
あらすじ
ウィルは話上手で人気者の父との間に溝がある。父がいつも面白いが嘘の話ばかりするので信じられないのだ。父の死期が迫りウィルは実家に帰り最後の日々を物語を聞きながら過ごす。父は魔女の目の中に自分の死を見たというが詳細は語らない。何が本当の話なのかウィルは知ろうとする。
感想
1人の男の一生を語り口調で伝える、という点ではフォレスト・ガンプに似ている。だからティム・バートンのフォレスト・ガンプですね。父親がいつも本当なのかと思うような話ばかりするんだけれど、子供の頃は信じていた息子も大きくなってうんざりするタイミングもあるわけです。だって嘘ばっかりなんだもの。ただこれが最後全くの嘘というわけではなかったんだということがわかるのは結構心が膨らみますね。父の死に際しての奇跡みたいな展開も良かったし。