持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想40 リメンバー・ミー

リメンバー・ミー (字幕版)

2017年。評判がいいのを知っていたけれど先延ばしにしていたディズニーのリメンバーミーをプラハ行きの飛行機で見たので(コロナ前の話ですよ、もちろん!)。遊園地みたいな死後の世界が楽しくて、でも死者の間に差があって悲しい。落ちは早めに読めるけど最後にココが歌うシーンでは泣いてしまった。

 

あらすじ

ミゲルの家庭には音楽禁止の掟があった。高祖父が音楽に夢中になって家庭を顧みなかったためだ。ギターが大好きなミゲルは国民的ミュージシャンの故デラクルスのファン。ある日自分の高祖父はデラクルスでないかと思ったミゲルはひょんなことから死者の国に行き、デラクルスを探し始める。

 

感想

面白いし感動するんですけど、映画の脚本的テクニックでよくディズニーが使う手として、「主人公に普通だと行かないような場所に行かせたり行動を取らせるためにマスコット的な動物を主人公につけておく」っていうのがありまして今回もそれやってましたね。あまりにも露骨で若干鼻についた。古くは「オズの魔法使い」のトトが担っていた役割です。竜巻が来るぞ!避難しなきゃ!っていうタイミングでトトがいないからドロシーは家に戻らなければならなかったし、オズと気球に乗るってタイミングでトトがまた逃げるからドロシーは気球に乗れなかった。アメリカの伝統テクニックなんでしょうかねえ。