持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想42 ドラゴンハート

ドラゴンハート (字幕版)

1996年公開のファンタジー映画。ドラゴンはフルCGであとは人間。オビワンとルークみたいな騎士と王子の剣の稽古から幕を開けるのだがまさかの王子の悪のポテンシャルが強い。主人公は騎士の方という具合。ドラゴンがいい奴で好き。

 

あらすじ

騎士ボーエンは王子に仕えていた。ある日圧政に耐えかねた農民が暴動を起こし父王は死に王子も重傷を負う。竜に心臓を分けてもらうことで王子は息を吹き返す。竜は良い王になることを誓わせるが王子は父以上の残虐な王となった。ボーエンは竜殺しの旅のうちに最後の竜ドレイコと友人になる

 

感想

B級だろうなと思って期待しないでみたんだけど結構良かったんですよ!!好きなファンタジー映画ランキング、おすすめファンタジー映画ランキングとかで名前が上がらないのなんでなんだ??いずれ過去にTwitterで上げていたファンタジー映画の感想を全部こっちにコピペし終わったら持丸的おすすめファンタジー映画ランキングをつけたいと思っているのですがその中にはこのドラゴンハートシリーズもぜひ入れたいと考えています。それくらいには良かった。

そりゃ、1996年の映画ですからね、CGはそれなりですし、衣装の感じとかハリウッド超大作と比べると寂しいものはあります。でもB級には収まらない感じもあるんですよ。ちゃんとしてる。だからなんていうのかしら、準一級みたいな感じで準A級だと思います。ストーリーきちんとしているし美術も衣装もすごくお金をかけているわけではないけど笑ってしまうようなところもないし、俳優ちゃんとしてるし、さっきから「ちゃんとしてる」の連発ですが。。

そして心の響くストーリーなんですよね、きちんと。感動します。ドラゴンと人の心の動きに胸が熱くなる。これはある程度ファンタジー映画を観た方には観てほしい作品です。