ファンタジー映画感想49 ドラゴンハート 最後の闘い
2015年公開の映画なんだけど、B級みがすごい。 ドラゴンハートシリーズの一作目は前に見て、それなりに良い作品だったのだけれど3作目はやばかった。やばいのはわかってたけど。ファンタジーのランクで言えば下から4番目くらいの駄目さ。
あらすじ
騎士見習いガレスは騎士になるために金貨を持って来いと言われ、金を含んだ隕石が落ちた北方へむかう。そこは南の王国と敵対するドルイドやケルトの国。そこでドラゴンに心臓を分けられたガレスは悪のドルイド、ブルードがドラゴンにかけた呪いを解くため、ケルト人の娘とドルイドと協力する。
感想
予算は下から3番目くらいにあるのでB級中のB級とは言えないのだが、とにかく脚本が悪くて、キャラには魅力がなく、設定は意味が少ないものが多く、しかもそれが活かしきれていない。美術と衣装は違和感ないが、とにかく脚本。吹替だとドラゴンの話し方がテニプリ立海の真田源一郎。主人公ガレスがわりといいとこなしで人間の関係が描けていない。
主人公が感情移入できるキャラ買って物語では大事ですね。ファンタジー映画なんて正直世界と設定が魅力的なら主人公は没個性的でもなんとかなるのに、没個性どころか嫌な感じに個性があるとどうもこういうことになる。
なんでいきなり2作目飛ばしてんだよ、と思われるからもいらっしゃるでしょうがどういうわけだかドラゴンハートって2作目がレンタルできないんですよ、動画配信サービスでも。お金積めばDVD買えるみたいなんですけどね。俳優がなんかやらかしたとかなのかなぁ。