持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想70 インクレディブル・ハルク

インクレディブル・ハルク(字幕版)

2008年。「そんなことある!?」と言いながらめちゃくちゃ笑いながら見た映画。ヒロインがリヴ・タイラーで「アルウェン!」って言いながら見た。ラストのあの人には「やったー!」ってガッツポーズ。エンタメ映画。楽しいけど主人公がちょっと個性弱いな。

 

あらすじ

スーパー・ソルジャー・プログラムで緑の巨大な超人になった学者のブルース。心拍数が上がると怪物化してしまうので良く気を付けていたが米軍は彼を捕まえようとしている。米軍はロシア生まれ凄腕兵士ブロンスキーをブルース捕獲に送り込むがブロンスキーは自分もハルクになりたいと願いなってしまう。

 

感想

ブロンスキーがハルク化する前からやばいんですよ。ハルクが引き裂いた戦車に片手で捕まって至近距離でハルクに銃を撃ったりするんですよ。そんなことできねーよ、普通。根性がやばい。根性じゃスマないか。すでにお前はスーパー・ソルジャーだよって感じです。そして超人化後の衝撃のセリフ「Give me a real fight」。悟空か?ルフィか?なんでこの手の筋肉男子は自分より強い男と戦いたがるんだ?

主人公は良い人だし恋人にも優しいし良いやつなんですが、トニー・スタークほどの魅力はないなぁ。良いやつなんですけどこれといった欠点がないからなのでしょうか。良いやつなんですけどね。同僚にするならブルースがいい。でもフィクションのキャラクターとしてはさほど愛着が持てない感じです。