持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想90 ハリー・ポッターと炎のゴブレット

ハリー・ポッターと炎のゴブレット (字幕版)

2005年。4年目。今回はトライウィザードトーナメントということで英国以外の魔法学校が出てきます。これ、結構前から気になってたポイントですよね。イギリスはホグワーツ、でもイギリス以外の魔法使いはどうなってんの?っていう、その疑問の答えです。初めての死者により物語は暗さを増していきます。

 

あらすじ

ハリー四年生。ハリーは夢でヴォルデモートが自分を捕らえようとしているのを知る。学校では一年かけて三校対抗魔法試合が行われ、何者かがハリーをエントリーし代表の一人に選ばれる。一方死喰い人が再度現れるなど世界は暗くなりつつある。学校の誰かがハリーを殺そうとしている。3校対抗魔法試合の中で。

 

感想

ポッターのドラゴンは小さい。これ、私がどうもポッターを好きになれない理由の一つですよ。ドラゴンがカッコ悪くない?という点。ポッターが戦ったのはハンガリー・ホーンテール。死の秘宝の特大のウクライナ・アイアンベリーが18メートルだから更に小さい。ホビットのスマウグは映画で130メートル。原作だと18.3メートルという説もあります。何にせよポッターのドラゴンって大きな番犬程度の存在なんですよね。凶暴だけど動物でしかない。だから鎖をつけて繋がれたり、学生の実力を図るために障害物として使われたりするわけです。私の好きなドラゴンは、古くから生きている人間よりよほど知恵のある生き物、恐ろしいけれど同時に畏怖の念も抱けるような、そういうドラゴンなので、この大きな番犬としてのドラゴンにはどうも閉口してしまいます。

さて、ポッター物語の中の初の死者、ディゴリー役の爆イケ俳優はトワイライトのロバート・パティンソン。監督はマイク・ニューウェルで4作目のみでした。ヴォルデモートも蘇ったし死人も出たし物語の雰囲気は暗くなっていきます。今回だけの衣装で言うとパーティーのドレスが可愛い。チョウ・チャンのチャイナ風ドレスが特に。ハーマイオニーのドレスはちょっと背伸びしてたかな?恋愛ネタも出てきて、ハリーたち大きくなりましたね。