持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想104 ピーター・パン

ピーター・パン (字幕版)

2003年。ピーター・パン映画って何個あるんですか?これがたぶん最も出来が悪い。綿菓子的色調が安っぽく見える。監督はP・J・ホーガン。誰?と思ったらお買い物中毒な私の人だった。ピーター役のジェレミー・サンプターがイケメン。ショタコン映画みがある。

 
 
あらすじ
ロンドンに住むウェンディたち兄弟のもとに永遠の少年ピーター・パンが妖精のティンカー・ベルと共に現れネバーランドへ誘う。そこにはピーターの宿敵海賊のフック船長がいてピーターを倒そうと狙っている。ウェンディはピーターと孤児たちの母親がわりをつとめるがフック船長にさらわれる。
 
感想
原作に一番忠実だと思うが忠実であればいいというものでもないんだな〜と感じる映画。指ぬきのあたりとか本当に原作通りでした。キャスティングとしてはピーターは良かったと思うがティンクはなんとかならなかったのか。化粧が濃くて(メイクのせいかもだけど)お水系のお姉さんにしか見えない。美術も好きな感じではなかった。吹き替えで見たのだけど訳が変。ピーター・パンって舞台劇だと、今はどうだかわかりませんが昔はティンカーベルが死んでしまって客席のお友達みんなで妖精は存在する、みたいなことを大声で唱えて生き返らせる、みたいな演出があるんですね。そこのところのセリフの訳がすごく変なのでぜひ見てください。直訳??ってなります。