持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想110 マレフィセント

マレフィセント (字幕版)

2014年アメリカ。ディズニー実写。前に見てたんですけど好きじゃなかったことだけ覚えてて全体を忘れていたので再度見ましたがやっぱり好きじゃなかった。そもそもアンジーがマレ様に激似ってことだけの映画なんで。あとムーアの設定に無理がある。こんな状態で成立しないだろ。オリジナルファンタジー設定作るならちゃんと整合性とれた話にして。
 
あらすじ
妖精の国ムーアと人間の国は隣同士。妖精マレフィセントはかつて愛した人間の男ステファンに裏切られる。ステファン王に赤ん坊が生まれマレフィセントはその子に16になったら死ぬ呪いをかけるがやがて自らその子、オーロラを愛するようになる。呪いを解けないまま16の誕生日が近づいてきて…
 
感想
金かかってるしCGも綺麗だが、クリーチャー系のデザインが全部どっかで見たことある。池の番人とかギレルモ・デルトロ系だしカエルっぽいのはスパイダーウィックだし。マレフィセントが主役だからかオーロラ姫可愛くないし。ストーリーもマレ様贔屓すぎて物語としては退屈。主人公依怙贔屓映画って面白くなくないですか?二次創作でいうところのメアリー・スーみたいな、作者の依怙贔屓が詰まりすぎた優秀すぎて特別すぎるキャラクター。そして全然悪くないのに可哀想な目にあったりね。まぁマレ様映画なんですけど、悪でありながらかっこいいからマレ様はいいんだよ。こんな少しもマレ様悪くないじゃん!みたいな話作ってもなぁ。クソとまでは言わないけどなんでこれを作ったのか。