持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想114 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (字幕版)

2017年。ボードゲームは今再燃しているけれど2017年なのでテレビゲーム。昔のジュマンジの現代版なのだけれど新しい要素としてはアバターと特殊能力と弱点、三つまでのライフ。特にこのライフをうまく使っているのが新しい。

 

あらすじ

オタクのスペンサー、スポーツ馬鹿のフリッジ、インスタ女子べサニー、オタク女のマーサはテレビゲームの中に吸い込まれる。そこでは元の姿ではなくスペンサーはマッチョ、ベサニーは髭面の地図専門家などアバターの姿になってしまう。元の世界に戻るため4人はそれぞれの能力を活かし協力してクリアを目指す。

 

感想

ライフが三つと言うのは少ないので緊張感を損なう要素にはなっていない。特殊能力のせいでピンチがあまり訪れないと言う難点はあるものの、タイプの違う若者たちの友情や、違う時代にゲームに吸い込まれたことによる最後の切ない別れと再会なんかは最初のジュマンジと共通。人気があるのもわかる良作。ライフを失うと空から降ってくるというゲームの効果をうまく利用しているのもよかった。

演技力の勝利って感じなんですよね〜!ジャック・ブラック演じる中身べサニーなんですけど、本当に女の子に見えるんですよ。いい役者といい脚本があって入れ替わりという設定を難なくこなしている。