持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想126 チャーリーとチョコレート工場

チャーリーとチョコレート工場 (字幕版)

2005年アメリカ。これ、見たことあるんですけどね、かなり前な上にそこまでちゃんと見なかったんですよ。おしゃべりしながら見たので。なので真面目に見てみようと今回見た次第。前回の印象はあんまりよくなかったんだよなー。ところが今回見ると面白かった!

 

あらすじ

ウィリー・ウォンカのチョコレートは大人気だが工場は非公開だった。ある日5人の子どもが工場見学に参加でき、一人には特別な賞があるという。貧しい家の子、チャーリーは運良く参加できる。当日会ったウォンカは奇妙な人で工場も奇妙なものだった。見学の最中一人ずつ子供達が脱落していく。

 

感想

ティム・バートンですからね、一定のクオリティは担保されてるし、ウィリー・ウォンカがとにかく魅力的な人なんですよ。原作を読んでないから原作通りのキャラなのかティム・バートンジョニー・デップの作り出したものなのかはわかりませんが。ウンパ・ルンパの歌もジャンルが毎回違って飽きないし、4人の子供に意地悪すぎる気もしますがこのくらいの悪意はティム・バートンでは通常モードです。

強いて言うなら主人公はチャーリーとウィリー・ウォンカのふたりなんでしょうけど、ウィリー・ウォンカのキャラが濃すぎるせいでチャーリー霞んでしまうんですよね。それまで時間をかけてチャーリーの魅力を家族との絆含めて描いてきたのにウィリー・ウォンカのはちゃめちゃな魅力の前には薄くなってしまう。 でも全体として面白かったと思います。最後適当に丸めて話終わらせましたけど。

あのリスが本物だっていうのは驚きました。一年かけて芸を仕込んだとか。さすが大作映画!有名監督で有名俳優使ったある程度ヒットが読める作品!予算の使い方が違いますね。