1953年の映画です。イギリスアイルランド製作。アーサー王物語でランスロットが主人公。ランスロットがロバート・テイラー。グィネヴィアはエヴァ・ガードナー。超綺麗!でもエレーンの方が私は好きだったな。明るくて。彼女がどんどん不幸になるのが辛かった。
あらすじ
アーサーはモルドレッドと王位を争っていた。ランスロットはアーサーの部下となり功を立てるが戴冠式の前にそれと知らずグィネヴィアと恋に落ちる。国のため二人は気持ちを抑え、ランスロットはエレーンと結婚するがエレーンの死後再び惹かれあう。しかしそれはモルドレッドの策略だった。
感想
前にアーサー王勉強しますと言ってから本買ったんですけど読み途中なんですよねー。まだグィネヴィアも出てきてないレベル。だから相変わらずよくわかってないんですが今回は割とちゃんとした映画のようです。そもそも1953年の映画が配信サービスで見れる時点ですごいんですよ。
幸せの島はー?とか言っててエレーンが可愛いんですよね。ランスロットと共明るくて陽気でいいカップルだったんだけど綺麗すぎるグィネヴィアの登場でなんかもうめちゃくちゃになってしまいました。まぁ仕方ない。こういう運命の女みたいな人いますから。でも登場がエレーンの方が早いのでどうしても心情的にはエレーンに味方しちゃいますね。先にグィネヴィアと会ってくれてたら良かったんだけど。そしたら二人の恋も応援できたでしょう。現代人的な感覚かなー。
モルガン・ル・フェイって私でも知ってるくらいの有名キャラなんですけど思ったより美しくなくてなんかもっといい女優あててほしかった。トマス・マロリーの「アーサー王の死」をベースに映画にしたらしいです。通りでちゃんと話になってた。ストーンヘンジを倒して道塞いだのには笑いましたけど。合戦のシーンは本で読んだ通りで興奮しました。 可哀想な平民が底なし沼で死ぬシーンがかなり前半にあるんだけど最後同じ沼にランスロットが落ちるんですよ。そこはとっても賢い馬のベリックに助けられる。ランスロットは王の仇を討つんですけど、聖杯は唐突すぎたな。でもとりあえずランスロット許されて良かったしエレーンの息子が王になるらしくてよかったです。めでたしめでたし。
昔のお金のかかった映画ですね。アーサー王ざっくりわかるので初心者とりあえず見たらいいねって感じの映画でした。