ファンタジー映画感想85 ガフールの伝説
2010年。典型的ヒロイックファンタジー。主人公がフクロウだということを除けば。最初普通のフクロウの世界をフクロウ視点で描いてるんだと思っていたらフクロウが鍛治をしたり、背景を見るに紙をすいたり布を織ったりしていると知って混乱した。ちなみに本は未読。
あらすじ
フクロウのソーリンはフクロウの勇者の伝説に夢中。兄もソーリンもろくに飛べない内に純血団に誘拐され、ソーリンは奴隷に兄は戦士にされる。ソーリンは友人と逃げ出し伝説の勇者に救援を求めに行く。一方兄は心からの純血団に染まり妹も誘拐してきた。ソーリンは憧れの勇者に出会う。
感想
何でこれフクロウでやることにしたんだろう?必然性あるかな?飛ぶから?と思いながら見ていた。原作を読めばフクロウらしさはもっと活かされているのかもしれない。五人パーティー、裏切りの兄、神の木、老いて傷ついた勇者、勇者の叙任など盛り沢山なのだがフクロウというところで間口が狭い。フクロウ社会の文化があまりにも人間ぽいのだ。翼が手のように動くのかというとそうでもないのだけけれど火を扱ったりしてるし。