持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ファンタジー映画感想146 ラーヤと龍の王国

2020年ディズニーアニメ。アジアが舞台の話ですねー。実は私の故郷にも人々を守るために命を落とした龍の伝説があって、私はそれを聞いて育ってきたのでなかなかこの話は感慨深かった。 ドラゴンって西洋と東洋とでかなーり違うんですよ。西洋ではドラゴン、…

ファンタジー映画感想145 アルテミスと妖精の身代金

2020年ディズニーの実写作品です。 元々はポッターが凄く流行った頃にたくさん出てきた海外児童文学なんですよ。原作者はオーエン・コルファー。アイルランド人です。この作品もアイルランドが舞台。アイルランドといえば妖精ですけど、なるほどこのお話も妖…

ファンタジー映画感想144 ハウルの動く城

2004年ジブリ。宮﨑駿監督作品。原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名の小説です。実は私原作小説大好き、というかダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品は大抵好きなんです。だからこの映画のことちゃんと語れないんですよね。好きすぎると公平な目で見…

ファンタジー映画感想143 千と千尋の神隠し

2001年ジブリ作品。監督、脚本宮﨑駿。原作はありませんが、柏葉幸子の「霧のむこうのふしぎな町」が元ネタになっている部分がたくさんあります。少女がふしぎな世界に迷い込み、そこでは働かねばならず、怖いお婆さんがいて、働くことで少女が成長する。そ…

ファンタジー映画感想142 ザ・シーカー 光の六つのしるし

2007年アメリカ映画。公開時は「光の六つのしるし」というタイトルでした。原作はスーザン・クーパーの「闇の戦い」シリーズの一作目。原題は「The Dark is Rising」と言うシリーズです。これ、アーサー王伝説ベースにしてるんですよ。 あらすじ 英国に越し…

魔女は何故3人なのか?

今ディズニーの「ホーカスポーカス」と言う映画を見ているんですが、これに出てくる魔女が3姉妹なんですよね。ウィニー、メアリー、サラの3姉妹。 「スターダスト」の出てくる魔女も3人でした。ラミア、エンピューザ、モルモ。 で、思ったわけです。「魔女っ…

ファンタジー映画感想141 キング・アーサー

2017年。ガイ・リッチー監督の映画です。これ6部作になる予定だったって聞きましたけど大赤字を出してこれっきりになったみたいですね。その当時で最大の赤字を出したらしいです。「だろうよ」という感じの映画だったのでそれをこれから書いていきます。 あ…

ファンタジー映画感想140 ドラゴン・キングダム 光の騎士団と暗黒の王

2018年。ナルニアとかラピュタとかお金がかかっていたり一流だったりするファンタジーばかりを見ていると体が欲するんですよ、B級ファンタジーを。これはその欲望を満たしてくれました。これこれ!こういうの定期的に見たい! あらすじ 王子はゾンビを使って…

ファンタジー映画感想139 スリーピー・ホロウ

1999年。ティム・バートン監督、主演がジョニー・デップという無数にある映画の一つ。私結構好きなんですよ。ジャンルでいうとダークファンタジーなのかな。ゴシックホラー風というか。元はワシントン・アーヴィングの小説「スリーピー・ホロウの伝説」。 あ…

ファンタジー映画感想138 天空の城ラピュタ

1986年ジブリ。ジェネリックジブリは見てるのにジブリの記録がないので。でもこうやって見直すと本当に無駄がない脚本ですね。特に冒頭。一切無駄な台詞なし。ジブリアニメって長くないので無駄なことやってる暇がそもそもないんですけどこの短いのもいい。 …