持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想122 メイズ・ランナー

メイズ・ランナー (字幕版)

2014年アメリカ。SFスリラーらしいんですけど私にはSFとファンタジーの違いよくわからないので。特にこれといった科学の匂いこの話しないのでね。ファンタジー映画でちょいちょい見る面子が出ていて気になりました。ナニー・マクフィーに出ていたトーマス・ブロディ・サングスターにナルニアのユースチス役ウィル・ポールター、この子はミッドサマーにも出てましたねー。カヤ・スコデラリオは「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」に出てましたね。お嬢さんの役だったかな?

 

あらすじ

トーマスはリフトの中で記憶を無くして目を覚ます。辿り着いた先は高い壁の迷路に囲まれた空き地。空き地には大勢の1若者たちが暮らしている。迷路を探索すれば逃げられそうだが、迷路にはグリーバーという怪物がいて刺されると助からない。トーマスは迷路を走るランナーとなり脱出を目指す。

 

何回か見るのを挫折してる作品だったんですけど今回なんとか見れた。韓国系のミンホが本当役に立ってかっこよかったですねー。アジア人なのでアジア系のキャラクターがハリウッドで頑張っていると自然に応援したくなってしまう。

女の子が一人来た時はやばい展開になるのではないかとヒヤヒヤしましたがそういうことはなくてよかった。まぁそういう映画じゃないもんね。最初は主人公の演技が大袈裟でイラつきで最後まで見れないのではないかと疑いましたがちゃんと落ち着いてくれます。オチは読める展開だけど次作にうまく繋がっていたし次作も見ようという気持ちなりました。意味のない死者だけはちょっと閉口しましたが脚本の粗みたいなものはなくて面白かったとおもいます。ティーン向け。大作映画なので美術、CG共にケチをつけるところはどこにもなくて豪華に楽しめると思います。オチの「ありがち!」な感じはまぁ良くはないんでしょうけどありがちじゃない話探すのも大変なのでね。逆に言えば様式美です。そう思いたい。