ホラー映画感想 「ザ・メニュー」
2022年の映画ですね。「ザ・メニュー」。監督はマーク・マイロッド。
正直大したことない映画だったんですけど中盤は面白かったです。ラストはなんか非常に「ミッドサマー」の影響を感じました。そして何かの2番煎じってやっぱり良くないですね。どうしてもオリジナルは超えないね、となってしまう。
あらすじ
孤島のレストランに11人のゲストがやってきます。そこはカリスマシェフのジュリアン・スローヴィクによるレストランがあり、ゲストは特別なメニューを味わうことに。マーゴはようやく予約が取れたことに興奮するタイラーと共にやってきますが、ゲスト係の言葉に自分が代理であることがわかります。
集まった客は映画俳優に有名料理評論家、投資家などリッチな人々。
彼らは島の中のレストランで使われる野菜や燻製場などを見学し、やがてレストランに入ります。
感想
素敵なレストランは大好きなので見たんですけど、最初はよくあるレストランなんですよね。でも途中からだんだんこれは気取っているんじゃなくて、やばいんじゃないか、というような料理になってくる。でもホラーって言えるほどのホラーではありません。まぁ血も流れますけどね。人も最終的にはかなり死にますが。
途中まではオリジナリティも感じたんですけど、最後はミッドサマーなんですよ。音楽も雰囲気も完全にそれ。でもオリジナルであるという点を抜きにしてもミッドサマーの勝ちです。ちょっと笑ってしまいましたもん。
映画がコースに従って進んでいくのは面白かったし、料理もメニューも興味深くて、自分がこのレストランにいない分には楽しいですね。
とはいえホラーとしても映画としてもそこそこという感じ。でもそれなりに興味深く楽しめました。