持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

キャンディマン感想

キャンディマン (字幕版)

 

1992年の映画です。監督はバーナード・ローズ。

最近ファンタジーでなくてホラー映画の感想しか書いてない気がします。主演のヴァージニア・マドセンがサターン主演女優賞をこれで取ったそうです。確かに大変な役だった。

 

あらすじ

大学院生のヘレンは友人と都市伝説についての論文を執筆中、キャンディマンの噂を聞きつけます。それがどうやら実在の事件らしい、ということを知ったヘレンは実際の事件が起こった治安の悪いエリアのアパートを訪ね、事件が起きた隣の家のシングルマザー、アン・マリーと仲良くなり話を聞きます。どうやらその地域では同様の殺人事件がいくつも起きているらしいのです。研究の途中、ヘレンはギャングに襲われ、警察は一連の殺人をそのギャングの仕業と断定、犯人を逮捕します。一安心したヘレンが都市伝説の論文に勤しんでいると駐車場で本物のキャンディマンが現れヘレンを拉致します。気がついたヘレンは血まみれでアン・マリーの家に倒れていました。アン・マリーの犬は殺され、部屋は血まみれでアン・マリーの息子は姿を消していました。警察はヘレンを犯人として逮捕します。

 

暗い話なんですよ。社会的な問題も扱っていて、きっと意義深いホラーなんだと思うんですが、私は後味悪いのが苦手なのであんまり好きじゃなかったなぁ。最後ヒロインがキャンディマンに代わる都市伝説になってしまうんですけど名前が普通なので流行らないんじゃないかな?