ファンタジー映画感想109 ドラゴンハート 明日への希望
2020年アメリカ。ドラゴンハートシリーズの第5作。脚本は第3作、第4作と同じ人です。4作目はよかったけど今回は3作目と同じで今ひとつ。しかし3作目より良いので1800円払って劇場で見たとかでなければ悔やむことはないでしょう。ドラゴンはメスです。メスのドラゴンって少ないようで割とあるよね?エラゴンのサフィラもそうだし、あとシュレックのドンキーの奥様もメスのドラゴン。
あらすじ
農民のルーカスは四人組の暗殺者に両親を殺される。王に討伐を訴えるも取り合ってもらえずルーカスは自ら仇討ちに出ることに。かつて王を裏切ったドラゴンのシビスをたずねると最初は復讐は無意味と取り合ってくれないが、そのうち心を変え傭兵のダリウスと共に力を貸してくれる。一人ずつ暗殺者を倒すルーカス。やがて全ての黒幕が自国の王と判明する。
感想
テーマを台詞で説明しすぎる。テーマを直接セリフで説明する映画って例外なくクソですね。最近読解力のない視聴者が増えたらしいのでそういう頭悪い人向けの映画やドラマ増えてるらしいですけど普通の人からするとホントクソですよ。わかんないなら見なくていいからね、という感じ。
映画ならストーリーで感じさせろ。主人公が守られてばかりで好感がわかないのもあんまりよくないポイントの一つですね。親がピンチの時も友人がピンチの時も見ているだけなんですよ、ルーカス。お前が主人公に選ばれた理由は何なんだよ。親が殺されたことだけか?それなら親が理由でお前は主人公になったのか?助けに行けよ。って思わずにはいられない。
あとあれですね〜。テンポが悪い。重要な事実は座ってゆっくり交わす会話で判明するのもスピード感がない。とはいえ、他にもくそファンタジー映画を山ほどあるので星3つ。