持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想118 ドラゴン・アンド・スウォード 選ばれし戦士

ドラゴン・アンド・スウォード 選ばれし戦士

2011年アメリカ。ゲーム仕立てのB級映画なんだけど予算無さすぎてかえって怖い。オチは早くにわかってしまうがオチがあったからと言って何?って感じの話。多分ゲームっぽい映画作りたくて理由づけにあのオチにしたんだろうな。

 

あらすじ

悪の王シュカタにより平和が破られた世界に選ばれし戦士が現れる。お供と共に森の聖女に助けられながらドラゴンと出会い、殺人鬼と戦い、アマゾネスや6人の侍、亡霊と戦って伝説の剣も3本手に入れ、魔法の石も手に入れながらシュカタとの戦いに備える。

 

感想

予算ないんでCGとか衣装とかカメラワークとか言っても仕方ないが、予算がないからこそ怖かったのが俳優が普通のおじさんぽいこと。体型とか全然しまっていない。それ故に戦闘が普通のおじさん同士の殺し合いに見えてリアルで逆に怖い。アクション俳優が殴り合うのと隣の家に住んでるおじさんと自分の父親が殴り合うのでは後者の方が怖いでしょ?そういう恐怖です。

あとお金なかったのかな。照明がないなと思うシーンが多いですね。ドラゴンのデザインは一角の草食恐竜に羽を生やした感じで面白い。一個一個の戦闘が長いです。最後味方パーティー3人で噴水のまえで決めポーズするのが面白くて声をあげて笑ってしまいました。