持丸のファンタジー映画感想

基本ネタバレなしのあらすじと感想で構成されています。ファンタジー映画である限りどんなC級であろうと見なければならない呪いにかかっています。記事の頭に画像があるのはリンクで飛べます。

ファンタジー映画感想125 オズの魔法使

オズの魔法使い(字幕版)

1939年公開のあの超名作をまさかの今まで見てなかったんですよねー。そういうのめっちゃあります。でもついに見た!そしてこれが面白かったんですよ!昔のお金かかった映画、今の貧乏な映画より豪華だなーどうやってとったのかなーとか面白かった!原作はライマン・フランク・ボーム作の同名小説ですね。アメリカらしいファンタジーとして有名な作品です。続篇も出てるんですけど、有名なのはこの一作ですね。 映画では短縮版の話になってますし映画的盛り上がりのために西の魔女のエピソードが総力戦みたいになってます。こっちの方がいい。良い改変です。

 

あらすじ

灰色のカンザスに暮らすドロシーは愛犬のトトと共に竜巻でオズの国に運ばれる。オズの国は美しいが魔女や小人のいる世界。家に帰りたいと願うドロシー。かかし、ブリキのきこり、臆病ライオンと共に大魔法使いオズに家に帰してくれるよう願う旅に出る。しかし西の魔女が彼女をつけ狙って…。

 

感想

私この映画好きだし素晴らしいと思うんですが、一つだけファンタジーファンとして好みでないのは夢オチなところ。小説では夢オチにはなってないんですけど映画は明確なドロシーが夢で見たことになってます。そのためにカンザスのシーンが長い。オズの国で出会うメインキャラはカンザスで身の回りにいる人なのでその出会いや関わりなんかを見せてるんですよ。大人には理解しやすくなってると思うんですけど、一方でちょっと寂しいなーって気もします。夢か本当かわからない、くらいがよかったな。 でも美術も音楽もダンスも最高でした。脚本も良い。北の魔女が南の魔女と一つのキャラになってますけど。

でも間違いなく名作なのでこれは見た方が良い作品。